【実録】3度目の転職も「本命一発内定」した私の面接準備術。30代エンジニアが聞かれる質問とキラー回答はこれだ

キャリア・転職

「面接で何を聞かれるか不安」「うまく話せる自信がない」そんな悩みを抱えていませんか? 私は過去3回の転職を経験しましたが、すべて「本命1社のみに応募し、一発で内定」を勝ち取ってきました。 その勝因は、特別なスキルや経歴ではありません。徹底した「事前の準備」にあります。

なぜ「準備」で合否が決まるのか?

転職活動において、面接は最大の山場です。書類選考を通過した時点で、あなたのスキルや経歴は一定の基準を満たしています。では、面接で何を見られているのでしょうか?

それは、「この人と一緒に働きたいか」「入社後に再現性のある成果を出してくれるか」という点です。

行き当たりばったりの回答では、論理の矛盾や自信のなさが露呈し、面接官に不安を与えてしまいます。私は、想定される質問とそれに対する自分の回答をすべてノートに書き出し、移動中や待ち時間に何度も読み返すことで、自分の言葉として自然に話せるレベルまで落とし込みました。

この記事では、私が実践してきた「内定を引き寄せるための具体的な準備内容」を、実際によく聞かれる質問別にお伝えします。


【頻出質問別】内定を引き寄せる回答準備のポイント

エンジニアの転職面接、特に30代前後になると聞かれる質問の傾向はある程度決まっています。それぞれの質問意図を理解し、自分のキャリアを整理しておくことが重要です。

1. 転職理由・志望動機(一貫性が命)

ここは最も重要であり、最も矛盾が出やすいポイントです。 以前の記事でも触れましたが、鉄則は「転職理由(退職理由)と志望動機を一貫させること」です。

  • 悪い例: 「今の会社は残業が多いから(退職理由)」+「御社の技術力に魅力を感じて(志望動機)」→ 話が繋がっていません。
  • 良い例: 「もっと上流工程から関わりたいが、現職では難しい(退職理由)」+「御社は企画段階からエンジニアが関与できる環境だから(志望動機)」→ 一貫性があります。

応募先の求人内容を熟読し、自分の転職理由がその会社でなら解消できる、というロジックを組み立てましょう。ネガティブな理由は避け、未来志向で語ることが大切です。

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2. 自己紹介・自己PR(「やったこと」より「どう貢献できるか」)

単に職務経歴を羅列するだけでは不十分です。これまでやってきたことの中で、応募企業でも活かせる「一番大きな成果」をピックアップしてアピールします。

例えば、生産技術職であれば:

  • △「メーカーを使って設備導入しました」→ 誰でも言える。
  • ◎「設備の仕様検討から立ち上げまで、すべて内製化で対応しました」→ あなたの強み(例えば設計能力やプロジェクト管理能力)が伝わる。

私は後者のパターンでアピールし、高い評価を得ました。「何をしたか」だけでなく、「どのように工夫し、どんな成果を出したか」まで言語化しておきましょう。

3. 今までで一番大変だった仕事(苦労+乗り越えたプロセス)

この質問で面接官が見ているのは、あなたの「ストレス耐性」と「問題解決能力」です。

  • 一番大きい規模の仕事
  • 大きな失敗をして、そこから学んだ経験

これらをエピソードとして準備します。重要なのは、「大変だった」という事実よりも、「その状況をどう乗り越えたか」「そこから何を学んだか」です。自分なりの工夫や、周囲を巻き込んだプロセスを具体的に語れるように整理しておいてください。

4. 担当した設備の規模・苦労したポイント(具体性で信頼を得る)

エンジニアの場合、扱ってきた製品や設備の規模感を正確に伝えることがスキル評価に直結します。

  • 金額規模(数千万円、数億円など)
  • サイズ感、ラインの長さ
  • 導入したロボットの台数や種類

これらを数字で示せるように整理しておきましょう。また、「ボリュームが大きかったので、スケジュール管理を徹底して遅れを出さないようにした」といった、具体的な苦労話とセットで話せると、現場での実務能力がリアルに伝わります。


30代エンジニアが直面する「あの質問」への対策

30代半ばを過ぎると、ほぼ確実に聞かれる質問があります。それが「管理職になりたいですか?」という問いです。

5. 管理職になりたいか?(本音と建前の使い分け)

技術志向の強いエンジニアにとって、これは非常に悩ましい質問でしょう。「現場で技術を極めたいから、管理職は嫌だ」というのが本音かもしれません。しかし、会社組織である以上、頑なに拒否すると「扱いにくい人」と見なされるリスクがあります。

私はこの質問に対し、以下のように「半々」で答えていました。

私の回答例: 「エンジニアとして技術の向上はずっと続けていきたいと考えています。ただ、いつまでも自分1人分の成果だけで会社に貢献するのではなく、将来的にはチームをまとめて複数人分の大きな成果を出せるような人材になりたいとも思っています。」

これなら、「技術へのこだわり」を見せつつ、「組織への貢献意欲」もアピールできます。やりたくなくても、真っ向から否定しないのが大人の対応であり、内定への近道です。

6. 長所と短所(短所はカバー方法とセットで)

マニュアル本のような質問ですが、意外と聞かれます。ポイントは「短所を長所の裏返しとして伝えること」と「短所への対策をセットで話すこと」です。

私の回答例: 「私の短所は、慎重すぎることです。失敗した際のリスクや対策まで事前に考え、計画をしっかり立ててから行動するため、ミスは少ないですが時間がかかることがあります。そのため、スケジュールに遅れが出ないよう進捗管理には特に気をつけています。」

このように伝えれば、短所(慎重すぎる)が、長所(計画性がある、ミスが少ない)としても伝わります。


最後の難関「逆質問」で好印象を残す方法

面接の最後に必ず聞かれる「何か質問はありますか?」。ここで「特にありません」と答えるのは、志望度が低いと判断されるためNGです。

しかし、ホームページを見ればわかるような質問(事業内容、福利厚生など)をするのも逆効果です。

入社後の「活躍イメージ」を湧かせる質問を

効果的なのは、あなたが入社した後の姿を面接官に想像させるような質問です。

  • 「もしご縁があって入社できた場合、最初に任されるであろう業務はどのようなものでしょうか?」
  • 「私が配属される予定のチームは、どのような構成で、どんな課題を抱えていますか?」
  • 「入社までに準備しておくべきスキルや知識があれば教えてください」
  • 「入社後、業務をするにあたって、なにかアドバイスをいただけないでしょうか?」

私は実際にこれらの質問をし、「前向きで意欲が高い」という評価をいただきました。企業の事業内容や課題を深く理解した上で、自分がどう貢献できるかを確認する質問を準備しておきましょう。


まとめ:準備とは「未来の自分」をデザインすること

面接準備とは、単に回答を暗記することではありません。これまでの自分のキャリアを棚卸しし、「次の会社でどう活躍するか」という未来の自分をデザインする作業です。

相手の会社のことを深く知らなければ、自分の活かし方もわかりません。求人票だけでなく、企業の公式サイト、決算資料、社長のインタビュー記事など、あらゆる情報に目を通し、ノートに書き出してみてください。

徹底的な準備が自信を生み、その自信が面接官に「採用したい」と思わせるのです。

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